結婚した選手がタイトルマッチで負けないのは、大相撲と似てる
結婚したばかりの選手はタイトルマッチで勝つことが多いですが、これは大相撲と似ています。
njpwworld-kansou.hatenablog.com
以前オカダカズチカ選手の結婚についての記事を書きました。結婚発表直後のIWGPヘビー級タイトルマッチではオカダ選手が勝利しています。
プロレスラーが結婚を発表することはあまりないですが、発表した選手を見ていると直後のタイトル戦で勝つ確率が高いようです。
近年だと、KAIENTAI-DOJOのヒロ・トウナイ選手がタイトルマッチで負けた直後に結婚発表を行いました。トウナイ選手の場合は結婚発表と同時に、転居とレギュラー出場の終了が発表されていて、例外と言ってもいいでしょう。
結婚の発表が無いケースでも結婚した選手の勝率は高いようで、関係者のみ参加の披露宴でベルトを持って来たり「チャンピオン」と紹介されるケースは多いようです。
かつてアメリカの経済学者が大相撲の八百長について論文を発表したことがあり、同じ著者が書いた書籍も日本で出版されました。7勝7敗の力士が千秋楽で勝ち越すことが多い事実から大相撲で八百長が行われているのは確実、という内容です。
内容はショッキングですが、当時日本からの反応はほとんど無かったといいます。日本人からしたら、「何をいまさら」ということでしょう。
また、7勝7敗の力士の千秋楽での勝率は確かに高く感じるますが、結婚したばかりの力士の勝率も高く感じます。人情相撲という言葉があるように、相撲の文化には勝った負けた以外の要素があり、ファンはそれも含めて楽しむという伝統があります。
日本のプロレスの祖、力道山が大相撲出身といこともあり、日本のプロレスは相撲の文化の影響を受けていると言われています。
新婚の選手を、会社や周りの選手がサポートする文化があるとしても不思議ではないでしょう。
結婚したての選手の勝率が高いのは、本人の状態以外に会社や周りの選手のサポートにより、有利な状態でタイトルマッチに臨めるのでしょう。
逆に、タイトルマッチで勝利したり、絶好調な結果を出している選手は、発表していないだけで最近結婚したのかもしれません。