真壁刀義が語る「辞めさせるための練習」は異常者を残すため
真壁刀義プロレスラー20周年記念大会を前にして、2017/02/14のワンダーランドに真壁選手がゲスト出演しました。
新日本プロレス道場での練習の話題になり、「辞めさせるための練習」という言葉が出ました。
ワンダーランド特別編:真壁刀義選手20周年記念興行直前SPを配信!
— njpwworld (@njpwworld) 2017年2月14日
プロレスラー生活20年を熱く振り返る!最強の仲間&ライバルとは?
そして2.21の石井&矢野戦に向けて力強い勝利宣言!
視聴無料▷https://t.co/bSMNIHZCyQ#njpw #njpwworld pic.twitter.com/nNOcnyyCHx
新日本プロレスの練習の厳しさは多くの選手が語っていて、耐えきれなくなった練習生が辞めたり逃げたりという話は数多くあります。
「辞めさせるための練習」という言葉は、厳しい練習でふるいをかけているという視点から出た言葉です。
これは軍隊の訓練や、戦場での心理状態と通じるものがあります。
どんな強い精神や肉体を持つ人も、銃弾や砲弾が飛び交うような戦場では、1ヶ月も生活すると心身ともにボロボロになり、まともな思考や判断や解釈ができなくなります。
しかしまれにそのようなストレスだらけの環境に順応する人が出ます。(5%程度と言われています)
これは訓練で鍛えられるものではなく、生まれつきの才能です。彼らは平和な社会では暴力的な問題を起こしていたり、異常者と呼ばれるような人物だったりします。
これは新日本プロレスの過酷な練習や、デビュー後の生活と似ています。
プロレスにはシーズンオフは無く、プロレスラーは一年中ずっと戦いの中に身をおいています。
試合は全国で組まれていて、長時間の移動や慣れない土地での宿泊などストレスの大きな状況が続きます。
新日本プロレスの練習では、ストレスに耐えられない練習生をふるい落とし、ストレスに強い選手だけを残しています。
厳しい練習で生き残り活躍し続けている選手は、過酷な環境に順応することができた異常者と言えるのです。